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【演習】身体の清潔と援助(全身清拭)
2025年06月10日 ブログ
1年生は入学してから約2ヶ月が経ちました。
学校生活にもだいぶ慣れてきたようで、毎日賑やかな声が聞こえます。
高校までの授業よりも専門的な内容が多い授業では、戸惑うこともあるかもしれませんが、真新しいユニフォームを着用して演習を行う姿はとても新鮮です。
今週行われた演習は「基礎看護技術Ⅳ」身体の清潔と援助でした。この授業の目的は『清潔の意義を理解し、対象に応じた清潔保持行動への援助の方法を理解する』となっています。
この日はモデル人形を使用して全身清拭を行いました。清拭とは病気やケガで入浴ができない場合にタオル等で体を拭くことをいいます。
新しいユニフォームを着用して演習を行うのはこれが2回目です。
今回は蒸しタオルではなく、お湯で温めたタオルを使用しました。
最初にタオルを温めるお湯を用意します。お湯の温度は50℃~52℃、少し熱めですが、そのお湯で温めたタオルは患者さんの体を拭く時に適温になります。このお湯の温度調整は一見簡単そうですが…慣れない学生たちには少し手間取る作業となりました。

お湯の準備ができたら、温めたタオルで顔から順に拭いていきます。
患者さんに接するようモデル人形に優しく声をかけながら進めます。

病衣を交換する時や体を拭く時は肌が露出して寒くないように注意を払います。
少し力を入れて拭くことが、体の汚れを落とすコツだそうです。

病院実習に行くと、患者さんに清拭介助を行うこともあるそうです。
この演習はまだ続きます。
看護師の基礎の技術としてしっかり身につけていきましょう!
井上